循環経済への移行は、資源や製品を経済活動の様々な段階で循環させることで、資源効率性を上げ、新たな資源の採取、エネルギーの消費や廃棄物発生をミニマム化するとともに、その循環の中で付加価値を生み出し、新たな成長の扉を開く鍵とされています。

昨年12月、第2回循環経済に関する関係閣僚会議 が開催され、「循環経済への移行加速化パッケージ」が会議決定。石破総理から、各府省庁に対して、政策パッケージの速やかに実行するよう指示され、また、本閣僚会議が今後とも司令塔となって、国家戦略として循環経済への移行を推し進めると発言されました。

「循環経済への移行加速化パッケージ 」の基本的な考え方を踏まえ、循環経済への移行を促進することを目的に、2025年5月28日、一般社団法人資源循環推進協議会による「環境省とサーキュラーエコノミースタートアップによる座談会」を開催しました。なお、サーキュラーエコノミースタートアップの事業者は、当協議会に入会するサーキュラーエコノミー分野における革新的な技術やビジネスモデルを有する会員の方々に参加いただきました。

当日は、環境省の循環経済に関係する担当課室、株式会社脱炭素化支援機構、当協議会の理事及び会員であるサーキュラーエコノミースタートアップの事業者にご参加いただき、活発な意見交換が行われました。

今後も当協議会では、循環経済への移行を促進するために、関係省庁の政策形成に関する接点づくりや、関係省庁と連携したサーキュラーエコノミースタートアップの成長を後押しする機会の創出に努めて参ります。

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開催概要

日時：2025年5月28日（水）　13:30 － 16:00

場所：環境省第一会議室

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議事次第

１．出席者紹介

２．意見交換

• 　2-1. 環境省より開会挨拶
• 　2-2. 一般社団法人資源循環推進協議会より趣旨説明
• 　2-3. サーキュラーエコノミースタートアップより事業紹介および環境省への要望、意見交換
• 　2-4. 環境省におけるスタートアップ関連の取り組みについて
  • 　　(1) 大臣官房総合政策課環境研究技術室より取組紹介
  • 　　(2) 株式会社脱炭素化支援機構より取組紹介
  • 　　(3) 意見交換
• 　2-5. 資源循環自治体フォーラムについて
  • 　　(1) 環境再生・資源循環局 循環型社会推進室より趣旨説明
  • 　　(2) スタートアップより資源循環自治体フォーラムとの連携案発表
  • 　　(3) 意見交換
• 　2-6.一般社団法人資源循環推進協議会より閉会挨拶

３．ネットワーキング

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参加者

環境省

• 環境再生・資源循環局 総務課長 波戸本 尚
• 環境再生・資源循環局 廃棄物規制課長 松田 尚之
• 環境再生・資源循環局 循環型社会推進室長 近藤 亮太
• 環境再生・資源循環局 容器包装・プラスチック資源循環室長 井上 雄祐
• 大臣官房　総合政策課 環境研究技術室長 奥村 暢夫
• 環境再生・資源循環局 循環型社会推進室　室長補佐 関山 聡
• 株式会社脱炭素化支援機構 事業推進第一部 部長 福井 義高

サーキュラーエコノミースタートアップ（当協議会の会員）

• 株式会社JOYCLE
  　代表取締役社長CEO 小柳 裕太郎
  　COO 本橋 龍弥
• 株式会社digglue
  　代表取締役CEO 原 英之
  　代表取締役COO 中谷 元
• 株式会社TBM
  　執行役員CSuOサステナビリティ本部本部長 羽鳥 徳郎
  　資源循環事業本部プラント事業部 佐々木 樹
• 株式会社フォーステック
  　取締役CMO 岸 貴義
  　事業共創室室長 岡田 健一
• RadarLab株式会社
  　CEO 禹 ナリ
  　COO 片山　玲文

一般社団法人資源循環推進協議会（座談会事務局）

• 理事（株式会社トビムシ代表取締役） 竹本 吉輝
• 理事（一般社団法人スタートアップエコシステム協会代表理事） 藤本 あゆみ
• 事務局長 笹木 隆之